学術集会の演題発表の成功条件ってなんだ?
学術集会での演題発表(いわゆる学会発表)の成功条件ってなんだろうって思った話。
学会での演題発表を終えたあとに、妻に「うまくいった?」って聞かれて「頭を低くして嵐が過ぎ去るのを待つだけだから」と言ったら「どいういうこと」って言われた。
たしかによく考えると学会発表というタスクにおいて失敗条件というのは思いつく限りいっぱいある。
いっぱいありすぎて挙げきれない。
かたや成功条件、つまりうまくいったっていう条件っていうとぱっとでてこない。
妻にどういう条件ならうまくできたかって聞くと、「コンクールとかじゃない、音楽の発表会とかだったら楽しめたら成功かな」的な話をしていた。
楽しめたら……。
学会発表を楽しむ……。
難しそう。
最終的に論文化するのを目指すなら最後に論文採択されたときに成果が結実して一連のプロセスが成功とみなせるかもしれない。
大変だった、あれやこれもいい思い出だったな的な。
ただ、とりあえず学会発表して論文化を目指すところまではいかない(いけない)ものだと、学会発表が最終成果物になるのでここが最終評価になると、「いやー、発表してよかったなぁ」と思って終わりたいが、そもそもの成功条件が不明確なのでそういう評価が難しそうだと思った。
確かに楽しめたら成功という評価は一つの評価軸としてあり、だが……。
いろいろ難しそう。